歴 史
朝陽バラ会の設立 1984年12月
昭和59年世界的に有名なバラの研究家鈴木省三氏を顧問に日本バラ会の近藤宣明氏を会長として、旧2回生の小川潤一氏はじめ、旧5回生を中心に20名の会員で後輩に美しいバラを見せたいとの思いを形にすることで朝陽バラ会はスタートしました。旧5回生の鈴木省三氏 近藤宣明氏 箕輪 円氏、川島孝基氏、浅井正雄氏,本川康氏、村上澄夫氏など、当時69歳の五陽会の先輩たちが、スコップ片手に植え付けされました。その後先生方や、PTA の皆様に協力をお願いし、現在のバラ会に引き継がれています。
大正 12 年の最初の校舎は地震や大戦を経て、老朽化し、昭和 44 年 (1969 年) 道路計画などで 隣接の渋谷区に移り、その校庭に先輩遼が数箇所に分けてパラ花壇を作ったのですが、今度の三代目 の校舎は、元の新宿区の敷地に戻り、校内も明治通りから甲州街道に移り、建物もプールを屋上に 設けた 7階建ての高層の新校舎となり、校庭グランドを含めて全面的に新しく生まれ変わること になりました。 パラ花壇がどうなるか、新しく作ることが可能か、わからないまま大きく育った大株のパラを剪定 して堀り上げ、校庭の一隅にまとめて仮植えし、一部接木して 2年以上大切に保管しましたが、 残念ながら貴重な品種を幾つか失いました。これらの作業も PTA 主体で行いましたが、幸いに 鈴木先輩の都立園芸高校の後箪で、先輩が頼んで、何かと手伝って頂いた田口信夫氏に協力して もらい大変助かりました。
新校舎へ移植2005年2月18日
平成 16 年 (2004年) 校舎が出来上がり、関係の先生方の熱意と努力で、やっとー箇所に花壇が 設けられることが分かり、ほっと安心しました。 それからが又苦難の道で、花壇といっても、硬くてひどいごろ土で、石も多く、パラを植えるまで が大変な作業でした。土を入れ替えることも出来ず、田口さんに頼んで蛸壷式に穴を掘り 80 本の パラを植 えるところだけ堆肥と肥料を入れてやっと花壇らしくなりました。後は少しずつ土を改良 していこうと、工夫して隣の新宿御苑に堆肥提供の協力をお願いしリヤカーで何度も運びいれてい ます。 今までは、校庭に欅の大木があり、落ち葉も多く 堆肥として自給ができましたが、それも切り倒され、植え込みは、つつじを沢山植えられ、桜などの木は若く当分御苑にお願いしなければならないと思っています。しかし、何とか鈴木先輩の夢の事業を再開出来て、見通しも出来て安心しています。