青葉台


旧山手通りと山手通りに挟まれた目黒川沿いの住宅地


中目黒駅に近い目黒区青葉台という地名は案外知られていないようです。目黒区中目黒 という住居表示のエリアは駒沢通りの南東側で、中目黒駅周辺は上目黒なのです。 青葉台は50年ほど前に上目黒と呼ばれていた地域の北側にあたり、旧山手通りと 山手通りに挟まれた、目黒川の宿山橋から、246と淡島通り超えたところまでになります。

北側の青葉台4丁目には、246沿い、旧山手通り沿い、山手通り沿いとありますが、 246沿いにファミリーマートが2件ある他、山手通り沿いの坂を下りたところの 2017年4月にオープンした新しいスタイルの小さなホテル、 Wise Owl Hostelsで飲み物が提供される程度。


246の中目黒方面側が青葉台3丁目になり、大坂上バス停前には 雑貨売り場の中にオーガニックカフェ・バーを融合した店舗 グリーントウキョウがあり、 少し渋谷側のディップインはトマトヌードル をカウンターで食べる店です。グリーントウキョウの前から入る道にはイタリア料理の名店 オルランドが目立たないようにあります。


その道は50年前には三田用水の水路が走っていた尾根で、高級住宅地となっていて、まっすぐ行くと 西郷山公園のところで旧山手通りの西郷橋にぶつかります。 西郷山公園内にはグリーンカフェがあり、西郷橋を渡った旧山手通りは代官山のエリアになるようです。


旧山手通りから目黒川に降りる斜面に沿っての高級住宅地に美空ひばり記念館があります。 斜面の下には旧西郷従道邸跡の菅刈公園が西郷山公園に続いています。菅刈公園の正門側の住宅地にある CANVASは名門「シェ・イノ」で長年修行してきた 料理人によりカジュアルなスタイルでグランメゾン級の料理を提供。同じ建物の上の階にあるのはアメリカン-イタリアンの JOLIEです。


目黒川沿いではない住宅地で店を探すのは大変ですが、ケーキのラグリシーヌ、 函館直送鮮魚のお刺身や海鮮丼が名物の函館食堂、 など探して歩くのも楽しいでしょう。契約農家から直送の無農薬で収穫したお米を自家精米して食べさせるランチ限定の「御飯家」、ランチではいつも行列の中華料理店鶏舎(チイシャ)も見逃せません。 山手通りの横、目黒川沿いにコーヒースタンドとレストランのあるTHE WORKS/ストールレストラン は場所的にも目立つとてもオシャレな店です。
目黒川の撮影スポットとなっている、赤い色の「中の橋」から山手通りにでると、カジュアルな雰囲気でフランス料理を楽しむ ムッシュヨースケがあります。山手通りを大橋方向に歩くと、サンドイッチでワインを楽しむsandwich storeが に注目です。


中目黒駅に近い旧山手通りから降りる坂の下には、 フレンチのスゥリルはコース料理の本格派。 Instagramでは1万人以上のチェックがあるAmazing Coffeeはいつも行列です。  そのそばには、注文を受けてから50分かけて鳥の丸焼きをする 丸焼きチキン酒場プーレドール 、 フランス惣菜とデイリーワインの屋根裏のパリ食堂があります。 古民家を活用した京おばんざいの青屋と、京甘味の 青屋のとなりは下町にありそうな店です。


川沿いにあるMark Matsuoka Grillは肉の卸問屋プロデュースの「本気肉バル」で、 いか玉焼き道場マハカラと、その奥に プリン屋さんマハカラも川沿いにあります。  アメリカの西海岸をテーマにしたナチュラルでどこかウィットな遊び心の溢れる普段使いの大人なカフェ というのが ピーナッツカフェで、その奥にあるラテが人気の  Streamer Coffeeはアメリカ風。 チョコレートを作る様子も見れるgreen bean to bar CHOCOLATE は高級感のあるチョコレートの店。


朝日橋横のSidewalk standのお店の前で目黒川の風にあたりながらコーヒーを飲むのも一つの スタイルになっています。  山手通りに面したドンキホーテの裏手の目黒川沿いに2018年12月に開業した隅研吾氏の設計による スターバックス・リザーブ・ロースタリーはいつも混雑していますが訪れる価値があります。


山手通りが目黒川を渡る目黒橋から246への方向では、ポルトガル料理の 食堂ヒゲが人気。つけ麺の和利道、インド・ネパール料理のラリグラスなどそのときの気分で立ち寄りたい店が 選べます



渋谷駅道玄坂下センター街公園通り渋谷中央街円山町・百軒店裏渋谷・神泉駅周辺道玄坂上松涛・奥渋谷旧山手通り・東大裏渋谷駅西側全般