裏渋谷・神泉駅周辺


下町情緒、風情ある谷間の街


道玄坂上交番の横が一方通行の出口となる道が裏渋谷通り。直線ではない上り下りのある坂道に、個性ある飲食店が 集まってきています。神泉駅から近い街です。


裏渋谷通り


道玄坂上交番前の交差点から 道玄坂と別れる道は、古くは滝坂道と呼ばれ、徳川時代に駒場野にあった御用屋敷へと続いていました。 現在の淡島通りとは山手通りが開通する前の1963年(昭和38年)ごろまで、松見坂交差点の近くで合流していたそうです。

明治末期以降の花街であった時代、管理事務所である見番があったため見番通り、同時に芸妓置屋、待合、料亭の三業のある 三業地であったことから、渋谷三業通りとも呼ばれていました。 平成の初めの頃には見番がなくなり、神泉仲通りと呼ばれていりましたが、2015年に裏渋谷通りと名付けられました。


神泉駅から坂道を上がって裏渋谷通りに出たところにあるキッチンハセガワは ハンバーグが評判で行列の店。その手前にあるうにの専門店うに小屋の料理と日本酒には要注目です。 反対側に坂を少し上がったところでは瀬戸内海から直送される魚が食べられるビストロビンゴ。肉料理もあり、ランチでも人気です。 その隣のすき焼きの松木屋は建物は新しいけれども歴史のある店です。


下り坂になるところにある開化屋 は特に外国人客を意識しています。その先のカフェブリュは朝から夜まで、食べ物も飲み物も時間帯ごとにさまざまなメニューが用意されています。 隣のはんさむはオシャレなNeo大衆蕎麦居酒屋です。

通りの反対側には、高級鮨の秋月魚魚権神泉、入口が見つけにくい本格バー、ル・ザンクがあります。

坂を下りきったところにあるぽつらぽつらメリプリンチペッサ といった人気店はこのエリアならではといえるでしょうか。

マルエツプチの向かいにある路地を入ったBARすがはらは古民家を移築したバーでまさに隠れ家。 イタリアレストランのテアトロアッカはその外観が目を引きます。

 

ホテル東急ステイ渋谷 のある道玄坂に出る道と住宅地から神泉駅にぬける道が円山町と神泉町の境界になります。 神泉のらぁめん屋うさぎが東急ステイの手前にあり、 その道と裏渋谷通りがぶつかるところに日本料理いまここがあり、そこが裏渋谷通りの谷底になります。

日本料理の仄仄(ほのぼの)と、イタリア料理のアリーナ・ヴィーノ・トラットリアが対角線上にあります。 カレー専門店のカリカリスパイスは、日本産直酒場のあげやが1階にあるビルの向いになります。

そこには蔵元直送の銘酒が揃う酒とさか菜、奄美料理店居酒屋土濱笑店、 蕎麦屋大村庵2階の熊本バルうせがたん、 人気の焼肉店神泉ホルモン三百屋などのお店が並びます。

神泉たつは、おまかせの和食コース料理の店です。

酒屋の一角で飲む角打ち(かくうち)のある平野屋酒店は毎月第2土曜日午後に約7.5キロのランニングの会をもっています。

旧山手通りに出る直前にある遠藤利三郎商店 は豊富なワインの品揃えを誇り、本格的に料理とワインを楽しむ店です。 身体と地球にやさしい居酒屋アテドシンセン東京料理アネモネはその向かい側の新しいお店です。


神泉駅周辺


裏渋谷通りから下に下りる道は両側が井の頭線のトンネルという踏切を超えて松濤文化村通りに向かいます。 坂を下りたところは明治時代から弘法湯という風呂屋ができ、このエリアに人を集めるようになりました。その石碑が残されています。 昭和の喫茶店カフェ・ド・ラ・フォンテーヌには昔の神泉の写真が展示されています。

神泉駅のエスカレーター横の階段を下りるとすぐ先にかしわビストロバンバン二代目 葵、おでんでワインを飲む日和、コース和食の割烹 佐の家、 がそれぞれ半地下のフロアにあります。

崖よりにあるのがイタリア郷土料理とワインの店AURELIO。どれも個性的でオシャレな店ばかりです。
神泉駅の坂の上は住宅街ですが、その中の一軒の民家が、昼は海鮮処向井、夜は、旬おばんざいと発酵酒肴のただいまとなって営業しています。 靴を脱いで上がるのでお店とは思えない雰囲気です。



渋谷駅道玄坂下センター街公園通り渋谷中央街円山町・百軒店裏渋谷・神泉駅周辺道玄坂上松涛旧山手通り・東大裏渋谷駅西側全般

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