道玄坂下


道玄坂下交差点から道玄坂・文化村通りに沿って


スクランブル交差点から直進する道玄坂と、文化村通りが分かれる交差点が道玄坂下です。このエリアが 歩行者天国になることが年に何回かあり、渋谷の中心ともいえるエリアです。

マルキューの愛称で、特に若い女性に知られているSHIBUYA109がシンボルのようになっていて、その正面スペースはイベントの会場にもなります。 SHIBUYA109の隣は1階のユニクロが目印のザ・プライム。 その隣が道玄坂センタービルで、そこから飲食店が並ぶ道玄坂小路に入ります。


道玄坂の反対側にはTOHOシネマズ渋谷 があり、渋谷マークシティとの間はエスパス日拓のパチンコホールを中心に居酒屋などが並んでいます。
井の頭線渋谷駅西口近くには、焼き鳥店の森本、釣りものの魚を出す魚蔵居、 うなぎの居酒屋うな鐵といった常連好みの店やチェーン店が並び、 いつでも賑やかなちょっとオトナのエリアです。くじら料理の専門店元祖くじら屋は東急本店に向かう文化村通りから 道玄坂に移転しました。


道玄坂のマークシティの沿ったところは再開発となり、地上30階のオフィス棟と地上11階のホテル棟が2027年3月 に竣工予定です。


東急百貨店渋谷・本店に向かう道が文化村通り。 SHIBUYA109の隣は玉久ビルで、その8・9階に創業70年近くの魚料理店玉久がありますが、SHIBUYA109のビルの一部のような場所なので、気づきにくいでしょう。 「ここに恋文横丁ありき」の碑がLABI渋谷の手前にありますが、70年前の渋谷の記憶なのでしょう。

その先、道玄坂小路を越えたところは飲食店が雑居ビルに数多くあります。 反対側にはMEGAドン・キホーテ渋谷本店、H&Mといった大型店が目立ちます。

1967年に開業した東急本店は、その60年後となる2027年度の竣工を目指すSHIBUYA UPPER WEST PROJECTのため、2023年1月に閉店します。隣接するBunkamuraも改装のため、2023年4月から休館となります。

東急本店横の道沿いには飲食店の入ったビルが並び、山手通りに向かう松濤文化村通りに続きます。


道玄坂と文化村通りを裏通りで結ぶ道玄坂小路は、台湾料理の有名店麗郷、 昭和28年に開店したスパゲッティの元祖で全国に展開する壁の穴道玄坂小路>がよく知られていますが、 狭い道にあらゆるジャンルの飲食店が無秩序に並ぶ光景は、海外からのお客さんにも人気があるようです。 道玄坂小路から階段を上がっていったところにあるレストランバーあなぐまは、はいりにくそうなロケーションが かえって魅力かもしれません。そんな街にちょっと不似合いな、シニア層が集う蕎麦の店、福田屋も知らないと入りにくいでしょう。 ひき肉と米、「ひねり蛇口ハイ 大衆酒泉テルマエ」といった新しい タイプの店はこのエリアに似合います。


道玄坂小路の崖の上で工事中のビルは道玄坂通。 地上28階建で店舗・事務所・ホテルからなり、2023年9月にオープンの予定です。 高低差のある複雑な地形の土地なので、どんなものになるのか楽しみなのと同時に、周辺地域への影響もでてきそうです。


■ 渋谷道玄坂商店街振興組合公式サイト

渋谷駅道玄坂下センター街公園通り渋谷中央街円山町・百軒店裏渋谷・神泉駅周辺道玄坂上松涛旧山手通り・東大裏渋谷駅西側全般

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